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親指操作のトラックボールは痛い?(ロジクール M570tレビュー)

※この記事は2020/12/19に追記しました。

パソコンを使った仕事が多いと
「マウスの使い過ぎで手や腕が痛い」
「肩こりや頭痛に悩まされる」
「指、手首が疲れ、腱鞘炎になってしまった」
という人多いのではないでしょうか?

私もその一人で、古傷のせいで腕が痺れてしまうこともありました。

しかし、以下3つを実践することで劇的に痛みが改善されました。
  • なるべくキーボードだけで操作する
  • テンキーレスのキーボードでマウスまでの距離短くする
  • トラックボールマウスにする
最後にあげたトラックボールマウスですが、実はタイプ違いで3つ持っていまして紆余曲折あったのでいろいろ書いてみました。

この記事は親指マウスの代表格であるロジクールさんのM570tのレビューです。
そこそこ高価なマウスですし、普通のマウスと操作性が変わるので購入前にレビューや実機のチェックをお勧めします。

  • 1: 慣れは早いけど痛いかも。。
  • 2: 手首、肩の痛みは軽減
    • 2.1: マウスとキーボードが近くなる
    • 2.2: 握りやすい大きさ
    • 2.3: マウスで戻るボタンを押せる
  • 3: USBポート節約ができる
  • 4: 最後に

慣れは早いけど痛いかも。。

トラックボールマウスは親指の他にも人差指・中指を使うものや手のひらでもできる巨大ボールのものがあります。

親指操作のM570tのいいところは通常のマウスと操作が似ているところです。
人差指でクリックとホイール操作、中指で右クリック。
通常のマウスと違うのは親指だけなので導入時の違和感は少ないです。
しかし、親指操作がトラックボールと相性がいいかは人によるかと思います。

というのもそもそも親指って関節が少ないので細かい動きが苦手です。
さらに親指は短いので同じ角度関節(①)を動かしてもボールの動く量が少なくなります。
構造的に短くて太い親指が本来得意なのは「押す」ですよね。
そういったこともあって私は親指の付け根が痛くなってしまいメインでは使ってないです。
痛くなるのにはもう一つ理由が考えれます。
スマートフォンで日常的に親指を酷使しているため、さらに負担が集中してしまうんですね。

手の大きさや指の長さにもよると思うので量販店の展示コーナー等で触ってみてからの購入をお勧めします。

手首、肩の痛みは軽減

マウスとキーボードが近くなる

トラックボールマウスはマウス自体を動かすスペースを取らなくてよいのでキーボードギリギリに置くことができます。
マウスまでの手の移動が少なくなって負担が最小限になります。

テンキーレスのキーボードを使えば最短距離にできます。

握りやすい大きさ

ロジクール M570tはやや大き目で握りやすいです。
指を動かすトラックボールマウスでは重要なポイントで通常のマウスと比べて握りがしっくりこないときの負担は大きいです。
持ち歩くにはちょっと大きいのでオフィスや家に置いて使うのがベストですね。

マウスで戻るボタンを押せる

M570tは純正の「ロジクールSetPoint™ソフトウェア」を使うことでボタンの割り当てができます。
マウスを使うのはスクロールやポインタの移動が多発するネット検索が多いと思いますが、私は5番のボタンを「戻る」に設定することでウィンドウの端にあるボタンをクリックせずに戻る操作ができるようにしています。

USBポート節約ができる

Unifyingレシーバーなので最大6台のUnifying対応製品を接続することができます。
キーボードもUnifying対応のものを用意すればUSBポートの節約になります。USBポートが貴重な時代にこれ地味に便利。

最後に

結局どこかが痛くなる原因が負荷の集中であるなら、タイプの違うマウスを複数使いまわすといいですね。
M570は操作性が似ているので普通のマウスと併用しても違和感ないです。

2020.12.19 追記
ERGO M575としてバージョンアップされましたね。
実機触ってみると軸が傾いた分握りやすくなるとともに親指の負担も少し軽減されたように感じました。長く使うとわからないですが改善されています。